バイオマスプラスチック 基礎から最前線まで知りつくす

著者: 日本有機資源協会
読んだ日: ()
本の価格: 1980
出版時期: 2022年03月
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Cover Image for バイオマスプラスチック 基礎から最前線まで知りつくす
日用品から衣服まで、私たちの暮らしにマストなアイテムであるプラスチック。今、その環境問題がクローズアップされている。脱炭素に近づけるためには、プラスチックの原料をできるだけバイオマス由来のものに切り替えることが有効。本書では、バイオマスプラスチックの基礎的な知識を専門家が分かり易く紐解く。そして、未来を拓く技術開発・普及に挑む最前線を紹介する。一人一人がよく学び、スマートに行動することによって、SDGsへ貢献し、私たちの地球が輝き続ける。
楽天Booksより引用

おすすめポイント

  • バイオマスプラスチックだと無料でいいのかえ

バイオマスプラスチックがなにかについて科学的にも世間的にも解説した本。 ややわかりにくい。

バイオマスプラスチック 基礎から最前線まで知りつくす

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2021年に成立した「プラスチック新法」 これによって製造者も販売者も(もちろん私たちも)3R+Re-newable の基本原則に従ってプラスチックを利用していくこととなった。 未だにワンウェイプラスチック(通常一度しか使われずに捨てられてしまうプラスチック、例えばストローやスプーンなど、食品系、医療系に多い) に関しての僕ら消費者もうる側も意識が低すぎるので、もっと強烈な改革が必要になってくるだろう。

マスバランスアプローチ

あるプラスチックを「バイオマス由来」とみなす分、その代わりに等量のバイオマスプラスチックを石油由来とみなす方法。

これにより、従来会社として100%バイオマスプラスチックを供給するということが難しくても、マスバランスアプローチをとることで、ある供給先には100%として提供することができる。

一次マイクロプラスチック

歯磨きこのスクラブや化粧品、柔軟剤などに含まれる微粒子、合成繊維を選択する際に流出する細かな繊維のこと。 下水処理場で十分に除去することが難しく、海洋中に流出してしまっている。

以前は天然のくるみやアプリコットなどの種子をスクラブとして利用していた