騎士団長殺し 第2部 遷ろうメタファー編
おすすめポイント
- ☑村上春樹
- ☑エロ要素比較的少なめ
還ろうメタファーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
騎士団長殺し 第2部 遷ろうメタファー編
目に見えるものが好きなの。目に見えないものとおなじくらい
時間を味方につけるのが大事な仕事になる そういえば最近空気圧を測ったことがなかった
プリウスはとても優秀な車です。実は私も真剣に買うことを考えました。
その三人に囲まれるように、私が真ん中に置かれていた
どのような磁力を身に帯びることなく。 私は私の知っているルールに従ってゲームを勧めている。
ぶつからない限りそのゲームは支障なく進行していく
とりあえずの信頼と尊重。そして礼儀
- 私は自分の好奇心に自分で値段をつけたのです
- Blessing disguise: 一見不幸そうに見えて実は喜ばしいもの
- 手にしたスターバックスの紙コップだろうが、
- 右か左かにいけと言われたら、いつも左をとるようにしています
- 引っ越しアルバイトを経て極度の閉所恐怖症
- 静寂が私の目を覚ました。 時としてそういうことが起こる。 …あまりにも静かなのだ。
- 「君の私生活には首を突っ込まないから、そのかわりこちらの私生活にも首を突っ込まないでくれ」タイプ
- 上田秋成の春雨物語二世の縁
- 入定した僧 卑しく村人は仏法を敬わなくなる
- これはただの始まりに過ぎないのではないか
- それは宮城県の小さな海岸沿いの小さな町だった
- 町外れの国道沿いのファミレス
- 森鴎外の『阿部一族』を読んでいた
- カジキマグロのステッカーと白いスバル・フォレスター
- メンシキは追い出した。たちの悪いヤドカリみたいに
コップにはまだ十分の一も水が残っている
Ⅴ
雨田の自殺
左右の脳を目一杯使っていきておる。あれでは到底イルカになれない
触媒というよりはむしろトロイの木馬のようだ。 ただの塊土塊
スズメバチとウメボシに対する個人的な怒り
ああ免色くんにはいつも何かしら思惑がある
必ずしっかり布石を打つ。布石を打たずしては動けない。
リインカーネーションの研究
床に落として割れたら、それは卵だ
明日は明日だ。今日は今日しかない。
四月十九日、昨夜・夢
まるでジェーン・オースティンの小説みたいだ
語尾は断定的に響いたが、それは明らかに質問だった
Ⅵ
私は騎士団長を刺殺することによってかおながをこの世界に引きずり出したのだ わたくしはただのしがない下級のメタファーです
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娘の名前は「室」(ムロ)といった
「騎士団長はほんとうにいたんだよ。」 と私はそばでぐっすりねむっているムロに向かってはなしかけた。 「君はそれを信じた方がいい」
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