我が友、スミス
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ステートメント・ピアス、脱毛、タンニング、12センチのハイヒール、ハイビスカス色のビキニ…。U野は筋トレに励む会社員。Gジムで自己流のトレーニングをしていたところ、O島からボディ・ビル大会への出場を勧められる。筋トレと食事管理によって体は引き締まっていくが、大会で結果を残すには筋肉のみならず「女らしさ」も鍛えなければならなかった。世の常識に疑問を投げかける圧巻のデビュー作。第166回芥川賞候補作。第45回すばる文学賞佳作。
楽天Booksより引用”
おすすめポイント
- ☑筋トレをしている人に共感の嵐
身長155cm、体格的には恵まれているとは言えない冴えないOLが筋トレでボディービル大会を目指す話。 筋トレの部分の情報の正確性だけでなく、「女性」が世間的に求められるもの、そしてそこからの脱却を目指して筋トレをしてもも逃れられないものに焦点を当てていて考えながらも楽しく読める。