平和のための戦争論
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「戦争をするか、否か」を決めるのは、私たちの責任になる。日本は、戦後70年を経て、集団的自衛権の行使を容認し、軍事力を使う基準を緩和した。この決断は、私たちに「敵を選ぶ」ことを強いる。救うに値する味方とは誰なのか?価値を守るために敵を殺せるのか?こうした問いへの判断を誤れば、自国の平和を損ね、世界に災禍をもたらすことになる…。本書は、「戦争を防ぐ」という固い信念のもとに、「なぜ戦争が起きるのか」を徹底して現実的に分析する。「こんなはずじゃなかった」と後悔しないための、全国民必読の一冊。
楽天Booksより引用”
おすすめポイント
- ☑わかりやすいリベラルの視点
朝日新聞記者という肩書ながら、現実を冷静・客観的にみたほんとうの意味のリベラルを感じ取った 政治は目まぐるしく動いた2015年。オバマ大統領であり、北朝鮮も暴走のみという状況で、今の時代でこの記者が本を書いたらどんな内容になるだろうかと想像した 日本と米中露、安保についての原状や課題が様々にわかる。 右翼も左翼も中道もこういう本を読んで建設的に議論しようよ。