島はぼくらと
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瀬戸内海に浮かぶ島、冴島。朱里、衣花、源樹、新の四人は島の唯一の同級生。フェリーで本土の高校に通う彼らは卒業と同時に島を出る。ある日、四人は冴島に「幻の脚本」を探しにきたという見知らぬ青年に声をかけられる。淡い恋と友情、大人たちの覚悟。旅立ちの日はもうすぐ。別れるときは笑顔でいよう。
楽天Booksより引用”
おすすめポイント
- ☑青春感じる島ぐらし
- ☑田舎暮らしに憧れる人へ
友人からおすすめされたサマータイムレンダーにつづく、島物語RelatedWith脚本家編。辻村深月の小説は本屋大賞によくノミネートされるくらいのものでとても読みやすいので誰でも楽しめる。夏に読んで気持ちが良い本。(だけと夏の季節とは関係ない)離島や田舎といった部分にありがちな、高齢者や島民とwebデザイナーといったフリーランス系の軋轢、医療問題、過疎化、航行への通学といった面にしっかり焦点があったため楽しめたが、瀬戸内海の島に火山があるっていうのは正直よくわからん設定すぎて島民避難とかのレベルじゃないだろって突っ込みたくなった。