プラスチックの現実と未来へのアイデア

著者: 高田 秀重
読んだ日: ()
本の価格: 1870
出版時期: 2019年08月26日頃
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Cover Image for プラスチックの現実と未来へのアイデア
未来のために、今から出来るアイデアの数々。
楽天Booksより引用

おすすめポイント

  • ”プラスチック問題へ"

プラスチック問題を各国と比較しながらわかりやすく解説した本

プラスチックの現実と未来へのアイデア

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驚くべき事実

  • 今後20年で現在のプラスチック生産量の2倍に増える
  • 2050年には海洋中のプラスチックの量が魚の量よりも多くなる
  • 日本のプラスチック生産量は年間1012万トン
  • 一人あたりのプラスチック容器包装排気量は35kgとアメリカについで世界2位とも
  • ただし、陸上から海洋に流出したプラごみ料も世界30位の年2~6万t
    • 一方で海外へ輸出している。2018年は101万トンものプラスチックを海外へ輸出

今は中国や東南アジアなどの過去の廃プラスチック輸出国も輸入受け入れの停止をし始めているので処分場所を探さないといけない。

さらなる問題― 熱回収率の高さ

EUなどの世界の動きに逆行する熱回収率の高さ

これはプラスチックを燃やした熱を回収したことによって「サーマルリサイクル」と呼んでいるが、世界的にはこうした回収方法はリサイクルとはみなされない最終手段となっている。

各国のレジ袋規制

  • イギリス: 5ペンスの課税→150億枚のレジ袋削減
  • フランス: 生分解性プラを除くレジ袋は製造も提供も禁止
  • ベルギー: 首都ブリュッセル地帯では提供禁止
  • チェコ: 無料配布を禁止
  • ベトナム: 分解プラ以外を課税
  • ケニア: 製造、販売、使用、輸入の禁止
  • コロンビア: 課税・有料化