ナラタージュ
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お願いだから私を壊して、帰れないところまで連れていって見捨てて、あなたにはそうする義務があるー大学二年の春、母校の演劇部顧問で、思いを寄せていた葉山先生から電話がかかってきた。泉はときめきと同時に、卒業前のある出来事を思い出す。後輩たちの舞台に客演を頼まれた彼女は、先生への思いを再認識する。そして彼の中にも、消せない炎がまぎれもなくあることを知った泉はー。早熟の天才少女小説家、若き日の絶唱ともいえる恋愛文学。
楽天Booksより引用”
おすすめポイント
- ☑高校から大学までの女子高生の成長記録
島本理生の小説は純愛物語とか恋愛小説とかのジャンルとしておすすめだと聞いたから夏に読みたくなって読んでみた。演劇部を卒業した女子大生と元顧問との曖昧な関係がどうなっていくのか。彼女が高校生から女子大生へと大人に近づいていく中でどう変わっていくのか、恋愛面よりもそういったお年頃の女の子の小説といったカンジダ。