ダムの科学[改訂版]

著者: 一般社団法人 ダム工学会 近畿・中部ワーキンググループ
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本の価格: 1210
出版時期: 2019年12月18日頃
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我が国は雨が多く、国土の約75%を山地が占めているため、降った雨はすぐ川に流れ、海へと注いでしまいます。このため、大雨が降れば洪水、雨が降らなければ渇水という極端な状況になりがちです。それを防ぐのがダムの大きな役割の1つです。我が国には完成から何十年も経ったダムが、たくさんあります。そんなダムを、後の世代が少しでも長く使えるよう、さまざまな「ダム再生の技術」が用いられています。本書では「ダムの基本」と「ダム再生」をメインテーマとして、知られざるダムの秘密を解説します。
楽天Booksより引用

おすすめポイント

  • ダム入門

非常にわかりやすくてダムを知る入門書としてこれほどのものはない

ダムの科学[改訂版]

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河川利用者の安全を配慮して一定時間内の水位上昇量を一般に30分間で30~50㎝程度の範囲内で放流を行う。

人造湖だったダム

‐ 中禅寺湖: 藻とは男体山の噴火でできたのだが、今では上流にダムがつくられており放流量を観光に配慮して調節しているという

‐ 大正池: 焼岳が1915年に噴火した際に梓川がせき止められてできた。現在は下流の発電所の調節池

‐ 白樺湖: 1946年に灌漑目的で作られた腎臓ダム。今では魚の養殖や観光資源利用も兼ねていたが、リゾート地としてブランド化

‐ 日比湾(長崎県): 鷹島ダムが日比湾を締め切って淡水湖化した。

ダムの材料として骨剤という固く縮まない不透水のものとセメントペーストを混ぜてセメントを作る。 骨材は安価なため比較的大きな骨材を使えるような素材の研究が盛んになっている。 今では8~15㎝に落ち着いている。

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