わたし、解体はじめました

著者: 畠山 千春
読んだ日: ()
本の価格: 1650
出版時期: 2014年04月
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Cover Image for わたし、解体はじめました
都会の女の子が田舎暮らしの猟師に!?そこにある「命」と向き合い、悩み苦しみながらも成長を続ける解体・狩猟女子の奮闘記。「解体・狩猟を始める入門ガイド」収録!
楽天Booksより引用

おすすめポイント

  • 女性の狩猟
  • 女性の狩り
  • 女性のハント

「女性」という言葉をうまく使っていると思うので、それを僕も活かして「女性」というあのあれがもつあの感じを全面に生かした本の構成、彼女の生き方を感じた。 いろいろと男ばかりの世界とか、体力が必要な世界とかで苦しむ部分もあるけれども、その中で女性にある魅力、強みな部分を活かして おじいちゃんがたと仲良くしたり、周りの人と楽しんだりしていて、僕の生き方と程遠い人生であんまり役には立たなかったけどとてもおもしろかった。 この本で都会育ちの女の子”が狩猟とか肉を食べるということに興味を持つんだろうな。って想像できる本。どう?

わたし、解体はじめました

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  • 自給自足に憧れた
  • 命を取る

第1章 平凡な女子が新米猟師へ

はじめての解体は興味本位でやってみた鶏の解体

殺すのに手こずってしまって

トサカは血の色で赤いので健康状態を見るのに都合がいいそう

第2章 解体 命を締めていただく

解体ワークショップを開くようになったそう。 彼女のバックグラウンドがわからなすぎて、ぜんぜん理解も共感もできんぞ?

第13章 狩猟 生き物とのやりとり

実際にわな猟をやってみた。

女性ならではの「力」が必要な狩猟での苦労が感じられた。

やっぱり狩猟やりてえ。 いろんなもん食べてみたいし、自分が”命”をいただくという行為から学ぶものたくさんありすぎてたのしみすぎる。

第4章 山と街

これは狩猟とか解体とかにまったく興味とか知識がなかった女性の方向けのコラム。

解体処理場とかの話であんま狩猟の話じゃない

でも、一日に豚の解体処理場(屠殺所)で屠られる豚の数が540頭ということに衝撃を受けていた。

たしかに、イノシシを一日に1頭殺すだけで大変な労力なのに、それを捌き切るキャパシティやキャピタリズム感。

命を奪ったものを食べるっていうプロセスがと買いに行くとどんどん距離の遠い身近でないものに感じられてしまうというのにも納得

最後は実践

皮なめしとイノシシ脂のキャンドルを作ってみたい。

これができれば余すことなく色々な部位を使えることにもつながるし、日常で売られているものを買う機会を減らすことに繋げられるだろ。